謎コマンド「sl」について
作品を作っている最中に、「コンソール アニメーション」などのキーワードでググっていたんですが、その最中にslコマンドなるものが存在することを知りました。
これはUNIX時代から存在するコマンドだそうで、このコマンドを打つと文字通りSL、すなわち蒸気機関車が走るアニメーションを見ることが出来るのだとか。
Wikiページを見ると、20年ほど前のUNIXにおいて、lsコマンドを打ち間違えてslとしてしまうと、が存在しないslコマンドを探してものすごく時間を食ってしまうことがあったそうで、ダミープログラムとしてslという名前のプログラムを設置することがあったのだそうです。今ではコマンドを打ち間違えても0.5秒も経たずにエラーメッセージが出るのですから、以下に昔が大変だったかわかります。
早速、VMwareに入れているUbuntu12.04でslコマンドを打ってみましたが、エラー。どうやら最初から入っているコマンドではないようです。
調べてみると、apt-getで簡単にインストールできることが判明。
$ apt-get -y install sl
で導入出来ます。そして
$ sl
とすると・・・・
・通常時
画像だとわかりませんが、よく動きます。
・-Fオプションをつけたとき
機関車が上へと上っていきます(銀河鉄道999?)
・-aオプションをつけたとき
乗客が「Help!」と叫びます(何故?)。
・-lオプションをつけたとき
細い機関車になります。
ジョークプログラムなので、下らないと言えばそうなのですが、
雑学としては面白いと思います。
Githubで作者本人のソースコードが公開されているので、興味のある人は覗いてみてはどうでしょう。