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試される大地から

furaiboが送る技術ブログ。プログラミングのTipsなど書いていきます。

乳酸は疲労物質ではないらしい


化学関連でWikipediaめぐりをしていたら、

(前略)
疲労回復の手段として、酢が用いられることがある。 酢の中に含まれる酢酸は、疲労の原因となる血行の循環不良をおさえたり、疲労のもとになる乳酸を分解すると考えられていたからだが、疲労が筋肉にたまった乳酸によるというのは現在では否定され、原因は細胞外のK+(カリウムイオン)にあることが報告されている(むしろ逆に、疲労を防ぐことが示唆されている。乳酸を参照のこと)。

酢 - Wikipedia


というのを発見した。



Wikipedia「乳酸」のページをみてみると、確かに

(前略)
カエルの筋肉を使った研究に基づき 1929年に Hill らが提唱して以来[2]、乳酸は筋肉疲労の原因物質として考えられてきた。これは、乳酸の蓄積によるアシドーシスにより収縮タンパクの機能が阻害されたためと理解された[3]。しかし後の研究において、アシドーシスを筋肉疲労の原因とする説に対して反証が報告されてきた[3]。そして2001年に Nielsen らによって、細胞外に蓄積したカリウムイオン K+ が筋肉疲労の鍵物質であることが報告された。Nielsen らの系では、K+ の添加により弱められた筋標本について乳酸などの酸を添加すると、従来の説とは逆に回復がみられた[4]。2004年の Pedersen らの報告でも、pH が小さいときに塩化物イオンの細胞透過性が落ちることが示され、アシドーシスに筋肉疲労を防ぐ作用があることが示唆された[5]。

乳酸 - Wikipedia

とある。こうした通説を疑って反証を上げたニールセン先生やペダーソン先生はエライということですね。


時には常識を疑ってみるというのは必要なことだけれど、難しいものです。